前回の記事で、
[記事数の増加とアクセス、PVの関係を調べてみた]
ブログの記事総数が増えるに従って、記事一つ当たりのアクセスやPVがより増加しやすくなる、
という結論に達しました。
ここで、次に具体的にどのくらい新規記事1つ当たりのアクセス増効果が増えているのかを考えてみたいと思います。

表は前回の記事と同じ、去年11月~今年2月の当ブログのPVとアクセスの新規の記事増分との関係です。
変化量と書いてある部分は、それぞれPVとアクセスが、先月の何倍に増えているかを表しています。(左がPV、右がアクセスについてです)
1番上の11月については10月のデータがなかったので0になっています。
ここで変化量をみると、PVもアクセスもそれぞれ凡そ前の月の2倍、
12月から2月までで平均を取るとどちらも約2.2倍になっていることがわかります。
これは考えてみたら当たり前の話で、
もし何も新しい情報がなかったとしても、一定以上の記事数のあるブログであれば、完全にほったらかしにしていても、その記事に含まれるワードでのアクセスが毎月一定量あるはずです。
それに、更に新しい記事と、それによって発生する既存の記事へのアクセス(
これも前回の記事の結論でした)が加われば、
とてもざっくりと考えたとしても、
それまでの記事へのアクセス=先月までと同じ
プラス
新しい記事へのアクセス=記事自体に発生するアクセスと関連記事へのアクセス
だけを考えたとしても、大体2倍前後になるだろうというのはある程度正しそうな結論です。
というわけで、ある程度記事を更新してさえいれば、その月のアクセスとPVは前の月の2倍になるというのも、正しいと言っていいと思います。
ここで、これまでの私の記事の更新のペースと、毎月アクセスが2倍になるということを前提にこれからのアクセスの推移を予想すると次のようになります。

3月から毎月20件のペースで記事を更新すると、これまでの仮定が正しければ11月の時点で目標としていた1日辺りPV5万件を超えることが出来ます。
ですが・・・
ここまで読んで「おや?」と思った人がいるかもしれませんが、
ここまでは単純に数学的な話に過ぎません。
そもそも、この理屈で行くとあっという間にアクセスが天文学的な数字になってしまいます。
例えば、今の私のブログには「忍者ブログのページ機能」や「スマートCM」に関するアクセスが結構多くあります。
そこで、もし同じようなことについて記事を書き続けたとしても、忍者ブログのページ機能やスマートCMについてアクセスする人が、全世界で1日トータル5万人もいるのか?という問題が発生します。
つまり、ブログのコンテンツやジャンルの種類によって、どこかでアクセス増が頭打ちになるところが来るだろうと予想されます。
そうなったら、新しいブログを立ち上げるとか、なにか新しいことを始めるなど、量的にではなく、質的に違うことをやっていく必要が出てくるでしょう。
とりあえず今のところはそういった不具合は感じていませんし、このブログの他にも運営しているブログがあるので、そちらも並行して更新していくことで、そういったリスクは抑えられると思います。
当面は記事を淡々と更新してアクセスを増やしながら、推移を見守って行きたいと思います。
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